山鉾巡行、今年も新町通三条下ルで見学してきました**
11時前には場所取り。一番前を陣取りました。
(錺屋からは地下鉄で2駅、烏丸御池下車ですぐです。バスはお勧めしません。)
11時30分頃に先頭の長刀鉾が到着。
お稚児さんが下車したり、辻回しをしたりしてちょっと時間がかかります。
結局新町通三条まで下がってきたのは12時すぎかしら。
一番とあって、まぁ大興奮!
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もしかしたら雨降るかもー・・・って感じだったけど、
ビニールをはずして来てくれた長刀さん、男前!
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今年のみどころは何といっても長刀鉾、新調された伊藤若冲筆「旭日鳳凰図」の、
綴織の見送(鉾の背面を飾る装飾品)!
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綺麗でしたねぇ。鉾ったら、去る姿もまた寂しげで情緒があります。
ああ、また来年ね、さようなら長刀ちゃん。
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次にやってきた函谷鉾、鉾のてっぺんが新町通りの家々やビルより高いです。
道幅も狭い新町通り、鉾のサイズは本当にぎりぎりで、
屋根に乗った人が、電柱を蹴って鉾にあたらないよう微調整したり、
車輪の下に木を噛ませる役の人が、鉾の向きを微調整したりしながら、
ゆっくり進んできます。
見てるこっちまでハラハラ。
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「下がってー、もう一歩下がってー」と言われ、「え~?」と思いつつも、
いざ鉾が目の前に来るとその大きさにドキッと、そしてヒヤッとします。
ギシッギシッと大きな音を立てて回る車輪に、
ちょっと轢かれちゃうんじゃなかろうか思うくらい、
手を伸ばせば届くような距離感。
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こちらはわたしの推し鉾、月鉾ちゃん。
ビニールかぶってちょっと守りに入ってたねー。
蟷螂山のカマキリさんも、
身動き取れないようビニールでぐるぐる巻きに捕獲されてて、笑っちゃった。
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屋根の上の男衆が格好いい。
浴衣、扇子、手ぬぐいなど、すべて各山鉾の個性があります。
綺麗な水色は鶏鉾さん。
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こちらは菊水鉾、渋いです。
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雨もほとんど降らず、曇り空で暑すぎずの良い気候で、
この度も大変楽しませていただきました。
宵山の夜店も楽しいけど、灯りの点ったちょうちんもきれいやけど、
やっぱり鉾がきしむ音を聞いてこそ、
動いている姿こそ真骨頂!
と、思っていただけるかと思います。
ぜひ来年の前祭巡行をご覧くださいませね。
また24日には、ルートこそ違いますが、後祭巡行がございますので、
お見逃しなく!
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ゲストハウス錺屋
女将