kyoto guest house kazariya

‘オープンへの道のり’ カテゴリーのアーカイブ

みどり~の あかい~の

2020 年 2 月 16 日 日曜日

 

舞妓さんちのまかないさん8巻にも登場する喫茶店、

切通し 進々堂」のゼリィ、

舞妓ちゃん好み みどりーの、あかいーのを、

あゆみさんがお持ち帰りしてくれました。

 

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案外レモンの酸味が効いていて、大人でも美味しくいただけます。

何味かと問われると、なんがかとても懐かしくて「キュン」とする味なんです。

みどり~ののほうが好みかな。

キッチンで食べれば、舞妓さん気分味わえたりして♡

 

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何よりゼリーのある風景がとても美しい。

最近たまに写真がフェルメールみたいって言われるんですけど、

そんな写真が撮りたいかたにぜひこの場所を生かしていただきたい*

 

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透き通るみどりの世界。

 

 

錺屋女将 涼子

 

畳さま

2009 年 3 月 10 日 火曜日

最近、畳さまがいらっしゃる前にあれして、これして!と、

油塗ったり、片づけたり、掃除したり、畳が来ることを中心にせかいが回っていた錺屋・・・

 

そしてとうとう新しい畳がやってまいりました

その鮮やかな青色に、その香りに、畳屋さんの手際に、そして畳の並び方に、

私たちはクラクラ・・・ なんて畳って綺麗なの!

ああ・・・い・ぐ・さ・

 

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畳を敷くと、魔法にかかったように一瞬で、いいお部屋に・・・!

 

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こちらはトリプルルームです

 

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縁側へおひさまが入り、 ついついごろごろしてしまいそうなので、

錺屋ではごろごろ禁止令出されています

 

そしてこちらはうぐいす色にじゅらくを塗っていた、ツインルームです

 

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そして最後に、デラックスルームです

 

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ほんとうにみんな綺麗になってくれて、 うれしいわ!涙

 

今回つくづく、畳は凄すぎる・・・と再認識しました。

皆さま、いぐさの香りのするうちにおいでくださいませませ!

 

女将

菜種油と亜麻仁油

2009 年 3 月 9 日 月曜日

菜種油は柱へ、

亜麻仁油は床へ、

おそらく何十年ぶりかに油を塗りこんであげた木は、ほんとによろこんで、

つやをとりもどしていきます

 

こちら、まずは柱、そして床に油をひいてあげたフロント+ショップスペース

 

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なんだか輝いていますね!

生き返ったかのよう・・・

 

女将

じゅらく~

2009 年 3 月 9 日 月曜日

左官なんて誰も未経験の錺屋一同・・・

しかしやってしまいました、じゅらく壁!

じゅらく経験のある和楽庵女将に教えて頂き、とにかくやってみる一同。

 

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「角をキメるんですよ、角がキマるんですよ」と繰り返す和楽庵女将。

とにかくやってみると、これがまた楽しいんです!

 

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こちらはついつい味を出してしまうそうた君・・・

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じゅらくをのばすとき、コテと壁がすれてジャッ ジャッ、 たまにジャキーン と

気持のよい音がして、左官屋さんを気取ってみたり。

 

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うぐいす色はじゅらくのなかでもとびきり和風な感じがしますね

ちなみにじゅらく塗りでは、庭師であるはずのあおぞら君が、なぜかスーパー早くて上手!

広い面や難しいところ、みんなやってくれました・・・スーパー感謝

 

じゅらくにしても、ベンガラにしても、昔からずっと続くやりかたは、自分たちでも楽しく出来て、安くて、

体にも、建物や木にとってもやさしくて、大満足でした。今後も続けようと思います。

 

壁、見違えるほどきれいになりました!

 

女将

お庭がすてきに

2009 年 3 月 4 日 水曜日

錺屋のお庭ができてきました!

あとはゆっくり、苔が成長したり、紅葉の葉がつくのを待つばかり・・・だそうです

そんな冬のお庭のようすを少し公開・・・

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この石灯篭、夜になるとキャンドルを入れてライトアップしています

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雨粒のついた紅葉・・・

そしてあおぞらくんこだわりの、苔が錺屋に!!

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雨に濡れた苔と石は本当にきれいで、縁側から庭を眺めておやつの時間が、習慣になりました

ゲストハウスにするなら、ぜったい中庭があること。これは物件探しの条件で、町家であることと並べていました

それは、和楽庵の中庭のもたらす、空気や風、落ち着き・・・その重要性を感じていたからです

運よく広いお庭のある町家に出会い、またそのお庭を作ってくれるひとがいて、

本当に素敵なお庭ができました

感謝することばかりです

女将

最近の錺屋

2009 年 3 月 3 日 火曜日

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毎日改修作業の日々ですが、

最近ふらりと、友人が訪ねてきて手伝ってくれたり、

また友人の友人が噂をきいて見学にきてくれたり、

そういうことが本当に増えて、とてもうれしいです。

 

もちろんお手伝いしてもらえるのは本当に助かる(涙)んですが、

なにより、多くの人に錺屋を見てもらいたい!

そしてできれば、どこか1本の柱でもベンガラや、菜種油をぬってもらいたい!

どこか一部でも、“私のやったところ”があると、それがあつまると、とてもいい気がするのです

 

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手伝っていただいた方々へ、この場を借りてお礼申し上げます

本当にありがとうございました! きっとまたきてね*

 

女将

つばき姫と、もみ王子

2009 年 2 月 27 日 金曜日

錺屋のお庭に、とうとう木がやってきました!

赤い椿のつばき姫と、背の高い紅葉のもみ王子です

 

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このもみ王子、ハタチくらいだそうです (もう大人なのね・・・)

日当たりがよいので、紅葉するかも、とのことです。楽しみ~!

これから長い時間を錺屋とともにして、ゆっくり育っていくのでしょうね

 

そして葉のつややかな、つばき姫・・・

色が深くて、葉がぷりっとしていて、きれい~

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なにやら相談中の植木屋さんと錺屋の庭師あおぞらくん

 

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きっとすてきなお庭になりますよ~

そして植木屋さん、庭師さん、お疲れ様でした!

 

日々の変化、いつも縁側から眺めています

 

女将

ベンガラ大会

2009 年 2 月 24 日 火曜日

京都といえばベンガラ格子・・・!

伝統的で自然素材の建築塗料、ベンガラ+柿渋塗り大会をしましたー

和楽庵女将に教えていただき、みんなで木部を塗り直し・・・

さすが和楽庵をベンガラで仕上げただけに、和楽庵女将手慣れておられます!

 

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塗ってみると、魔法のように傷が消え、さらりときれいになります!

それはもうびっくりの感触。 楽しい~~!くさい~

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こちらベンガラ+柿渋前

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そしてこれが~ベンガラ+柿渋後

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綺麗・・・

しかもみんなでやるとどんどん仕上がってゆくんです

 

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とってもいい日でしたね

 

ベンガラは着色を、柿渋は定着や防腐の効果があるそうで、

体にもいし、木も深呼吸できて気持ちよさそう。

上から覆って隠す塗装ではなく、塗り重ねて木目や傷を生かす自然な塗装というのは、

本当に綺麗になった気がします。

 

ちなみにベンガラと柿渋を購入したのは下立売通智恵光院西入、山中油店

京都では山中油さん、と古くから親しまれています。

山中油さんの店舗の町家も立派ですが、またその一帯の町家のすばらしさったらありません。

朝8時から開いているので、ぜひ京都に来られた際はお立ち寄りください。

 

女将

ムサシー!

2009 年 2 月 23 日 月曜日

京都、八幡市にあるホームセンターむさし・・・ここは超でかいホームセンターであり、

そしてNICOさんの大好きな場所。

先日車2台!で、錺屋一行は大買出し大会にいきました~

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お庭の石・石・石 じゃりじゃりじゃり (くるま、重かったろうね・・・)

木材や塗料をまとめて仕入れました

 

こちら真剣に石を選び中の庭師さん

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フロアの広さや品揃え、本当にスゴイです。

目に飛び込む情報量の多さになんだかおかしくなりそうでした。

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広っっ

 

女将

すすめ!改修工事

2009 年 2 月 16 日 月曜日

本日、京都は雪もちらつきました。

錺屋は改修工事を進めています!

こちら洋室の床をはがしている大工のNICOさん

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この後・・・

あっという間にこわしたかと思ったら、

トトトーンと新しい土台が出現。NICOさん魔法つかってる?

 

今日は畳屋さんに来てもらったら、畳をめくってひとこと。

「この畳100年はたってるな、大正時代のものですよ」

え~!?

そこで浮上した錺屋大正建築説・・・

築不詳という建物なのですが、昭和初期だろう・・・とみんな思っていたのに。

確かに、大正ロマンのような雰囲気はところどころ感じていました。

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この畳。なんでも、職人さんが足で踏んで固めて、編んで、を当時はすべて手作業でやっていたそう。

畳表も手織りだそうです。すごいなぁ。捨てられない。

畳は100年以上使えるそうなので、宿直室だけこの大正時代の畳をのこして貰いました。

100年の時とともに眠れるかも・・・

 

女将 

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