kyoto guest house kazariya

‘かざりや日記’ カテゴリーのアーカイブ

豆撒きで福を呼ぶ

2020 年 2 月 4 日 火曜日

 

いつもは春節で、中華系の観光客で賑わう季節。

今年はコロナウィルスの影響が、京都の観光業界に影を落とし、

厄払いの豆をまく手に力が入ります。

 

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赤鬼さん登場!

対するはおかめ3名!

 

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真剣白刃取り!

鬼とおかめの攻防が各部屋で繰り広げられます。

 

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最後は玄関から鬼さんを追い出し、

鬼はそと、福は内、福は内。

鬼も、厄も、ウイルスも、みんな出てけー!

 

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無事邪気を祓えました!

これで錺屋は安泰や。

 

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豆撒きが済んだら、お楽しみ「恵方巻タイム」!

今年も近所の鮨仙太さんの恵方巻を予約。

 

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今年の方角は西南西やや西。やや西・・・?

みんなでだまってかぶりつきました。

うなぎ、えび、とびこ・・・具材ひとつひとつ、ていねいに仕込まれていて、

たいへん美味しゅうございました。

 

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落ちた豆を片付けると、いつもより掃き清められたような気がします。

今年はスタッフほぼ勢揃いで、楽しい豆撒きとなりました!

 

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節分が終われば、立春。

暦の上では季節が春へと変わります。

今年も一年、無病息災でありますように*

 

ゲストハウス錺屋

女将 涼子

 

京都の節分祭

2020 年 2 月 3 日 月曜日

 

京都の節分は2月2日、3日と大いに盛り上がります。

今年こそ四方参り(よもまいり)に挑戦したかったのですが・・・

吉田神社からの八坂神社で力尽きました。

※四方参りとは、鬼門となる4つの神社をお参りするという、

千年ほど前から行われているらしい京都の節分の風習。

吉田神社八坂神社壬生寺北野天満宮と、まわる順番が決まっています。

 

まずはあゆみさんと一緒に、お正月飾りをお納めに吉田神社へ。

 

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コロナウイルスの影響で、外国人観光客がぐっと減った京都の街。

空いてるやろなぁと思ったら、日曜日やったせいか、まさかの大混雑!

 

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久々にこんなようさんの人見たで。

京都のひとの節分にかける熱意を感じました。

わかる!こんなときこそ、厄払いしたいですよね。

 

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境内に並ぶ八百店もの露店。

露店めぐりしてたら、松井酒造の前で鬼さんに会えました。

鬼さんよう見たら紐パンやん・・・

 

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昔は新年の始まりが立春であったため、節分は大晦日にあたりました。

というわけで河道屋のれん会の年越し蕎麦をいただきました。

 

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うすめのお出汁に、京都らしいやらかい蕎麦。

わさび入りの大根おろしが乗っています。

 

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続いて須賀神社へ。

こちらは一風変わっていて、鬼ではなく二人組の「懸想文売り(けそうぶみうり)」が、

節分の2日間だけ姿を現します。

 

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庶民は文字が書けなかった平安時代、

お公家さんに恋文の代筆を頼んでいたのがはじまりで、

江戸時代にはそれを売る「懸想文売り」が流行ったのだとか。

文字が書けるようになったためか、明治時代には姿を消していったそうです。

 

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こちらの恋文を誰にも知られず、鏡台や箪笥にそっとしまっておくと、

姿かたちが良くなって、着物が増え、良縁があるらしい。

信じて待つ!

 

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須賀多餅は、梅入り白餡と、柚子入り白餡の2種。

節分の2日間だけ作られるそう。お土産にもええですね。

続いて須賀神社の向かいにある、聖護院へ。

オリーブ色の鬼さんが、見ごろの梅の前でかっこいいポーズをとってくれはりました。

よう見たらやっぱり鬼さん紐パンや。

 

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あゆみさんと別れた帰り、八坂さんに立ち寄りました。

豆撒きしてたけど、貰えへんかったんで、福豆を買いました。

抽選券付きで、その場でくじを引きます。

ハズレのフリーザーバッグが当たってガッカリしたんですけど、

吉田神社で買うたすぐき漬けを持っていたので、

「くさいで、これに入れとき」って神さまが言うてはんのかなと思って、納得しました。

 

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京都の節分祭まとめ

ぜひ来年こそ、京都の節分祭へお越しください!

 

ゲストハウス錺屋

女将 涼子

小学館漫画賞受賞!

2020 年 1 月 25 日 土曜日

 

週刊少年サンデー連載中で、錺屋のキッチンが舞台となっている漫画

舞妓さんちのまかないさん』が、

「第65回小学館漫画賞少年向け部門」を受賞いたしました!

小山先生、編集担当さん、おめでとうございます*

 

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ほのぼの系台所漫画なので、少年サンデーでの連載は冒険やったんちゃうかなぁと思うんです。

賞って、最高の評価ですよね*

 

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最近は舞妓さんちのまかないさんのファンで!とおっしゃい、

キッチンの写真を撮って帰られるお客さまが増えた印象が。

有り難いご縁で、ちゃんとご予約に繋がっていることを実感します。

週間連載なので小山先生は非常にご多忙かと存じますが、

お体など壊されませんよう大事に続けていただきたいものです。

新しいものを生み出しつづける姿、ほんまに尊敬します。

 

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最新刊12巻も、当宿に届いております。

キッチンで読むものおすすめ!

読んだらすぐ、同じメニューに挑戦してみるのもよし*

 

 

ゲストハウス錺屋

女将 涼子

錺屋オープンハウス*明けのプチちとせ市

2020 年 1 月 25 日 土曜日

 

明日はオープンハウス!

明けのプチちとせ市

テーマは「錺屋の日常」ということで、縁側喫茶と恒例蚤の市をやります!

 

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お宿としての、錺屋の日常を垣間見ていただくため、

お庭に面した縁側付のお部屋を喫茶室と致しますので、ゆるゆるとお過ごしください。

(珈琲・紅茶・お菓子等、各100円ご協力ください*)

女将撮影&セレクトのフォトブック『錺屋のふゆ』も完成しました!

 

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また漫画「舞妓さんちのまかないさん」の舞台でもあるキッチンや客室など、

館内の見学も自由にしていただける貴重な機会になります。

 

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イベント利用、撮影利用などの下見も大歓迎!

恒例の錺屋&姉妹店月屋の備品、スタッフの集めた着物やレトロな日用品、

食器など大放出する蚤の市(フリマ)も開催しますので、

皆さまのお越しをおまちしております*

 

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【ちとせ市とは?】
*ちとせ:千歳・千年・長い年月
*ちせ:アイヌ語で「おうち」

日本の伝統文化、くらしを豊かにするモノ、ぬくもりのある古い建物・・・

今在る先人たちからの「ギフト」を大切にし、次の世代につなげてゆけますように。

千代に八千代にとの願いを込めて。ささやかながらこの「おうち」から。

ゲストハウスプレス書籍化!

2020 年 1 月 16 日 木曜日

 

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2年前、錺屋を取材して貰うたフリーペーパーゲストハウスプレス

まずは体験ありき、というスタンスでゲストハウスやその街の魅力を編集長自ら体験し、

その後フリーペーパー・ Webサイト・SNSからそれぞれの特性を活かした記事づくりを行い、

「あたらしい旅のかたち」を変わらず発信されています。

 

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▼ゲストハウスプレス公式HP/Vol.19錺屋特集記事はこちら

 

そして昨年、

2013年より発行しているフリーペーパー版ゲストハウスプレスのバックナンバーを再編集、

新たに特集や取材後の地域や宿の変遷などを綴った書籍が、

クラウドファンディングで支援を募って発刊!

なんと目標金額の2倍が集まったそうです*

ゲストハウス本の書籍化の嬉しさに加え、ゲストハウス(ホステル)が好きな人が、

こんなにたくさん居てくれてはるんやなぁって、数字で感じることができました。

 

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錺屋の記事も加筆頂いています。

私も支援させてもろたので、書籍の末に錺屋って載っています。

嬉しいことに常連さんのお名前も*

ゲストハウスプレス 日本の旅のあたらしいかたちをつくる人たち

 

ゲストハウスって、家族やったり、それこそひとりやったりするくらい小さい組織やから、小回りが効いて効きすぎて、面白いんですよね。

地域の特性も手伝って、さらに多種多様です。いろいろ行ってみたくなる。

お求めは楽天ブックスや、Amazonで*

 

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錺屋女将 上坂涼子

謹賀新年*二〇二〇

2020 年 1 月 3 日 金曜日

 

明けましておめでとうございます。

錺屋の玄関はとても華やか。

山茶花も餅花も、満開で新年を喜んでいるようです。

 

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元旦には今宮さんの破魔矢を持って、

あゆみさんがご挨拶に来てくれました。

今年の絵馬はちょっぴりリアルなねずみちゃん。

 

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注連飾りは、あゆみさんが亀岡のおばあと一緒に作ってくれたもの。

 

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二日には、スタッフ&関係者の新年会を姉妹店の月屋で催しました。

晴れ着でお節をつつき、新年を祝いました。

 

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年末年始、帰郷もせず働いてくれたスタッフへの感謝の意を、

お重箱に詰め詰めしました。

 

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毎年お正月から集まってくれて、ほんとにありがとう*

 

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2020年はオリンピックもあり、はてどんな一年となるのでしょうか。

昨年は、撮った写真の枚数が、記録を更新したと思います。

とにかくたくさん、写真をとりました。

それだけ撮りたくなる風景が、ここに存在したんやと思います。

 

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旧年中は大変お世話になりました。

何度も何度もご宿泊いただいたかた。

Twitterを見て知りました!というかた。

舞妓さんちのまかないさんファンで!というかたも多かった印象です。

みなさまのお陰で、錺屋はこの京都という荒波のなか、運営できております。

本年も変わらぬご愛顧のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

錺屋女将 上坂涼子

錺屋のお正月準備

2019 年 12 月 31 日 火曜日

 

今年のお正月準備は、

あゆみぃばあちゃんの縄ないよりはじまりました。

亀岡の村のお婆さま達に縄ないを習ってきたそうで、お庭で注連飾りを作ってくれました。

 

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気合い十分、来るならこいやぁお正月!

 

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お次は恒例おんなだらけの餅つき大会。

今年も四升、錺屋と月屋のお鏡さんと、お雑煮用の丸餅、そして餅花を一気に作ります。

 

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お鏡さんも上手にできました。

白くてまんまる、つやつやで可愛ええなぁ。

 

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お雑煮用の丸餅もいっぱい、みんなでまるめていきます。

不思議とお餅に触れると、癒されるし、にこにこしちゃう。

日本人のDNAに刻み込まれているのか?

これはもはや、餅セラピーなんじゃないか?

ぷくーーーー

 

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そんなことをお話しながら、つきたてをちゃっかり味見。

 

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そして山場は餅花づくり。

今年の柳は、錺屋さんどうしちゃったの?っていうくらい豪華超特大!

紅白のお餅をお花に見立て、交互につけていきます。

手間はかかるけど、手作りの愛おしさったらありません。

 

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スタッフのみんなで手を動かしながらお喋りする時間。

大掃除からの餅花づくりは、年末がやってきたことを、やっと実感する瞬間でもあります。

 

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餅花づくりっていつからやってるんやろう?と、写真を調べてみたら、始めて作ったのは2013年でした。

今年で6回目。やはり年々上手になる!

 

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餅花は、錺屋の内と外、月屋の内と外の4カ所に飾りました。

 

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こちらは、あゆみさんのなった注連飾りに、ヒカゲノカズラをつけたお目出度いもの。

掛け蓬莱とも呼びます。

 

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お正月用のお花に替え、お節を仕込み終えたら、ようやっと歳を越せます。

うん、よう頑張った!

 

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師走という言葉通りの、慌ただしいひと月が終わろうとしております。

そんな中でも、お正月の準備は気持ちが引き締まって、なんだか好きなんですよね。

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

錺屋女将 涼子

暮れのちとせ市のご報告

2019 年 12 月 30 日 月曜日

 

はや、年末となってしまいご報告が遅れてしまいました。

先日開催した、‪錺屋史上初の2日間全館貸切イベント、『暮れのちとせ市

蚤の市、ちょんまげ、日本髪、アンティーク、おでん酒場、伝統芸能とお楽しみな娯楽が盛りだくさんの企画で、たくさんのお客様においでいただきました。

 

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まずイベントをする経緯となったのは、

閑散期を利用して、錺屋をもっとたくさんの人々に知ってもらう機会とすること、

つまりオープンハウスをしようと、それを定期的に続けていけたらいいなぁと、

イベントの内容を考えはじめました。

 

『ちとせ市』という名前は、

*ちとせ:千歳・千年・長い年月

*ちせ:アイヌ語で「おうち」

このふたつを掛けており、あゆみさんがつけてくれました。

今回の『暮れのちとせ市』のテーマは『文化とモノの交流』で、

以下のようなコンセプトとなりました。

 

日本の伝統文化、くらしを豊かにするモノ、ぬくもりのある古い建物

今在る先人たちからの「ギフト」を大切にし、次の世代につなげてゆけますように。

千代に八千代にとの願いを込めて。ささやかながらこの「おうち」から。

 

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今回ありがたいことに、多くの方に参加・ご協力をいただき、想定以上に大きなイベントに育っていきました。

 

*企画から開催日まで1ヶ月弱 (錺屋・月屋スタッフ総出で準備!)

*遠くは仙台など他府県からの出店が決まる

公式スマホサイトが出来る (Special thanks ありさちゃん)

*京都テレビの情報番組「キモイリ」で2回も生中継される

自分たちでもびっくりです。

運も、縁も、本当に恵まれていました。

 

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というわけで、写真とともに初日から振り返ってまいりましょう。

初日は搬入+イベント準備+テレビのリハ&生中継でばたばた・・・

朝一番を狙ってお買い物に来ていただいた方には、ご迷惑お掛け致しました。

 

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錺屋の庭師さん(金子園芸/埼玉)が苔テラリウムで出店してくれてはって、テレビ用に聖子さんが丁髷姿にしてくださいました。

 

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ついでに庭のお手入れもしてくれはったんですが、ほんまに江戸時代の職人さんのようで・・・

その他のゲスト出店は、

*遠く仙台からアンティーク着物店「よし銀」さん

*羽織紐・帯留・帯締め・アクセサリー「巳桜(みお)」さん

*粉引の器「七理摩弓」さん

*つまみ細工のアクセサリー「工房 美穂(はるほ)」さん

*河田全休さんによる狂言

加えて錺屋&月屋のスタッフ蚤の市と、しょこちゃんのお父さんの野菜が並びました。

野菜は午前中に飛ぶように売れました。

 

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午後には予約制イベント、第二回*髪結ひことはじめ 〜結髪師に学ぶ日本髪〜

モデルさんお一人はあどけなさも残る、可愛らしさ。

 

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もうおひと方は、すらりと美しい佇まいに、息を呑むほど美しいグレイヘアをお持ちで、

聖子さんによる地毛結いのマリアージュを間近に見られ眼福でございました。

ホンマに良い撮影会でした。私も参加したかったです。

 

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その後は日本髪を結ったあゆみさんが供する、『一膳酒場おでん錺屋』。

前日より月屋で仕込んだ大きな鍋2つ分のおでん。

 

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ちなみに大根は、しょこちゃんのお父さんが朝掘ってきてくれた新鮮なもの。

おでんは4種盛りで、

大根・ちくわ・しょうが天・たまごの「東男」

飛竜頭・餅巾着・こんにゃく・たまごの「京女」のふたつよりお選びいただきました。

「京女」のほうが人気が高かったのが、おもしろかったです。

名前がよかったのかしら。

 

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宴会のようにお膳をずらりと並べ、狂言の披露もあり、

タイムトリップしたようでした。

 

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宿泊者は遠方から出店中の皆様のみでしたので、

ゆっくりと過ごせたのも良かったです。

そして2日目。

 

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よし銀さんに加え、

*着物をリメイクしたバッグや小物「カラット」さん

*あんこと日本酒「狐菴」さん

*藍染「アイノタビビト」さん

*神出鬼没!お能の角付け

 

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そして午後には、江戸時代の茶店をイメージした「ちょんまげ茶房」がオープン!

格好良い男子にちょんまげ姿で、茶を淹れてもらったらたまらんよね・・・

という妄想より始まった企画。

 

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想像を軽く超える仕上がりに、大満足でした。(五郎さんおおきに!)

日本髪を結った茶娘のお運びさんも、お似合いでとっても可愛らしくて・・・

 

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ほんまに時代劇のようでうっとり。

茶房でも、お能を披露していただきました。

 

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このような大きなイベントを主催するのは初めてで、諸々不備や力不足な点も多々あったかと思いますが、

なんとか楽しい市に収まり安堵しております。

次に生かせる、良い経験となりました。

 

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盛り上げてくださった出店者の皆様

応援・ご協力くださった皆様

持てる限りの人脈や時間をフル稼働してくれたスタッフのみんな

素敵な日本髪で世界を作り出してくれた聖子さん

そしてご来場いただきました皆様、

本当にありがとうございました!

またいつか、次のちとせ市でお会いできましたら幸いです*

 

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そして最後に錺屋のこと。

今回は、お茶をしたり、宴会をしたり、撮影会をしたり、芸を披露したり、日本髪を結ったり・・・

多様なご利用シーンを紹介できたかと思います。

ゲストハウス=泊まるところに収まらず、この素敵なおうちを様々なことに使っていただきたい。

そしてひとりでも多くのかたに知っていただけたらと願っております。

 

 

錺屋女将 上坂涼子

【イベント告知】洋酒倶楽部 大正 ~束髪モダンガールが給仕する喫茶室~

2019 年 11 月 15 日 金曜日

 

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町家の日イベントで好評いただいた一夜限りの昭和な立ち飲み「カウンター酒場下京」が、

この秋、装いも新たに帰ってまいります。

今回のテーマは大正時代、まるでタイムスリップして来たかのような給仕たちが、

紳士、淑女をもてなすという洋酒倶楽部“大正”が、一日限りOPEN致します。

 

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前回よりパワーアップしたという、気になる内容は・・・?

【1】

あの伝統結髪師・澤田聖子先生とのコラボレーションが実現。

給仕は大正風情漂う束髪というモダンな髪型でおもてなし。

また日本髪姿のモデルさん1名の写真撮影もして頂けます。

※モデルさんは公募!詳細は最後に

※14時~17時の間限定

【2】

カフェーメニューが充実、お酒が飲めない方も楽しんで頂けます。時間も14時~21時までに延長!

【3】

カウンターだけでなく、ソファー席、お座敷席もご用意。よりお寛ぎいただけるようになりました。

 

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【開催日時】

日時:11月24日(日)14:00~21:00

場所:ゲストハウス錺屋

アクセス:地下鉄五条駅より徒歩2分、京都駅より徒歩12分

おねだん:1000円(1ドリンク付き)

以降はキャッシュオンで、美味しいお酒とおつまみ、ノスタルジックなメニュウ各種取り揃えております。

愉しく国々のお酒と喫茶を嗜みませう。

 

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日本髪カフェ女中さん募集!

日本髪×着物×エプロンで、女中気分を楽しんでみませんか?

 

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※応募条件

【1】14時から17時まで錺屋のイベントにお付き合い頂ける方。(お支度時間は1~2時間程度)
【2】扮装は有料ですが、モデルとして被写体になって頂く代わりに特別価格でご提供させて頂きます。
【3】お着物のサイズがございますので、165センチくらいまでの方、もしくはお着物ご持参の方。
【4】sns投稿しても大丈夫な方。
【5】髪が短い人の場合は半かつらになります。地髪結いは胸元辺りまで長さが必要です。

 

これは私の個人的な体験談ですが、日本髪を結ってもらうと、本当に心が洗われるような、

女性として新鮮な喜びを知ることができます。

今回はお着物をお持ちでなくても、こちらで貸し出し、大正時代風に着付けさせていただきます。

モデルというのも少し緊張するかもしれませんが、もちろん未経験で大丈夫ですし、

少し被写体になっていただくだけですが、それも含めちょっと女優さん気分味わえるんですよ*

 

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ご応募・お問い合わせはメール・コメント・DM・メッセンジャーなんでもOK!

(11月17日応募締め切り・抽選とさせていただきます)

 

錺屋は大正浪漫の時代背景を色濃く残す元薬屋のゲストハウスです。

普段内部はご宿泊の方しかご覧いただけません。

また希少な伝統結髪師が結い上げた日本髪を間近にご覧いただけるまたとない機会です。

是非お誘い合わせのうえ、お越しくださいませ。

大正時代の建物と髪型が織り成す本物の空気感をお楽しみください!

 

 

錺屋 女将 涼子

秋の古本まつり

2019 年 11 月 3 日 日曜日

 

手づくり市で有名な百万遍さんの、青空古本市に行ってきました。

夏の下鴨納涼古本まつりが有名ですが、

秋の古本まつり-古本供養と青空古本市-は知恩寺

 

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かなり古い和本から、新しめの古本まで、その数約20万冊。

お値段も100円~と、お可愛いこと。

 

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ちょうど知恩寺の十夜法要・秋の集いがあり、数珠繰りに初めて参加しました。

皆で輪になって、重くて大きな数珠を回しながら念仏を唱えます。

だんだんスピードアップしてきて、数珠も上下に跳ねだして、トランス状態に・・・!

数珠繰りがこんなにエモいとは。

 

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それにしても・・・

秋晴れと、フィンガーウェーブと、古書はよう似合う!

 

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ハロウィンのときは洋服で、今日は着物。

どちらでも可愛いのが洋髪の魅力ですね♡

日本髪より手軽やし、寝やすいし、持たせやすいのもGOOD!

今回の髪型は右から、左から、そして後ろからと、

それぞれ別の表情があり、ハーッと溜め息がでます。

 

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古本市のあとは、百万遍さんのすぐ近くの進々堂でお茶して、

さっそく大正時代の雑誌 “日毎ーデンサ” を読んでみる。

他にも、古本市帰りで本を広げているひとがちらほら。

ゴールデンコースですものね*

ここの進々堂は、いかにも「京都」って感じがして好きです。

 

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まさにフィンガーウェーブを楽しみつくした幸せな2日間でした♡

(聖子さんの髪結いを体験したいかた、ぜひお問い合わせださい*)

 

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あゆみさんの、きゅうり抜きミックスサンドと、

コーヒーミルク入り。

 

明日最終日となってしまいましたが、

お天気もよく、気持ちのいい週末なのでぜひお出かけください。

 

日時:2019年11月4日(月)まで 10:00~17:00

場所:百萬遍知恩寺(京都市左京区田中門前町103)

 

 

錺屋女将 涼子

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