kyoto guest house kazariya

梅しごと

今年は錺屋で、あゆみさんと梅しごとをしました。
まんまるで可愛い2キロの青梅と、5キロの完熟梅。

届いてから三日くらい経ったので、青から黄色に変わりつつある梅たち。
丁寧に洗って、乾かします。

竹串て、梅のおへそをとっていきます。
黙々と手仕事するのが大好きなあゆみさん、終わる頃にはへそとり名人の称号を授かるほどに。

残った水気を拭き取っていきます。
綺麗に並べすぎ。

青梅の方はひと瓶ずつ、梅シロップと梅酒にします。
焼酎で滅菌した瓶に、
梅・氷砂糖・梅・氷砂糖の順に重ねていきます。

瓶に氷砂糖が、コロコロ、カラカラと入っていく音が、
とても涼しげで、癒されました。

ホワイトリカーがなかったので、ブランデーで梅酒に。

瓶もレトロで可愛いですよね。アデリアの復刻版です。おすすめ。
さてお次は完熟梅で、梅干し作り。

やさしいオレンジ色で、プラムのようあまい香りがします。
この香りも、お届けできたら良いのに・・・

梅、粗塩、梅、粗塩と重ねていきます。
こちらも二瓶に分けて。

あとは封をして冷暗所で寝かせます。
骨董の壺に漬けたので、すでに梅干し感が半端ない。

この日のことは、私はずっと動画を撮影しながらファインダー越しにみていたので、本当に映画のように思えるほど美しく、尊い時間でした。

梅雨真っ只中の貴重な晴れ間。
錺屋のお庭では、紫陽花が咲いて。
色とりどりの可愛い梅たち。
白いブラウスのあゆみさん。
奇跡としか思えません。

 

 

この日の動画は編集して、錺屋のYoutubeチャンネルにUPしました。
10分と少し長いですが、ブログよりずっと空気や音も伝わると思います。
素敵な音楽は、作曲家の西村さんに提供いただきました。
映像に良う合うた、瑞々しい音楽。
本当に、有り難うございました!
これも奇跡としか思えません。

 

錺屋女将
涼子


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