「どうして錺屋というんですか?」
なんて質問をよくいただくので、今更ながら先回りしてお答えしてみます。
何かの始まりには、名前って、不可欠でたしかに大事なもの。
滋賀県の喫茶店で、たくさん案だして、迷走して悩んだのもいい思い出・・・。
結局、最初にぱっと出た
一番シンプルなものにおさまりました。
物件の住所、「東錺屋町」という町名からいただいた「錺屋―かざりや―」。
「錺」というあまり見たことのない漢字は、読みづらいけれど、
形がとても可愛らしい!
錺屋、言い換えれば「飾り屋」。 旅を飾る・・・コンセプトにも、しっくりきました。
ちなみに東錺屋町、建物は4軒しかないくらい、とっても狭いんです。
ちょっと運命的。
京都の下京区は、
鍵屋町、八百屋町、数珠屋町、鍛冶屋町、両替町などなど、
職業名の入った町名が多く、おもしろいです。
東錺屋町にも、昔は錺金具を作る職人さんが多く住んでいたのかもしれません。
女将