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京都は今年も寒く、雪などちらついたり、石油ストーブにかじりついたり、
そんな日々が続いております。
今回の写真は、錺屋2階の廊下にある照明です。
建築された時よりずっと大事に使われ、残っている備え付けの照明は、
物件の大きな魅力のひとつです。
それらを今後もずっと手元で守っていける・・・これは古い建物や、
小さな物でも同じ、古いものを持つ喜びですね。
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京都ですら、失われていく古いものや建物がたくさんあるし、
私達はそれを見ても、知っていても多くの場合どうにもできない。
物件探しの中で、朽ち果てていくのを待つだけのような、
悲しげな町家をいくつもみました。
だれも住まない、改修もできない、条例のせいで再建築もできない・・・
いろいろ事情があるのだろうけれど、あまりに可哀相です。
私達にできることといえば、手元でだいじに持っておくこと、
或いは古いものの良さを伝えること・・・
京都で町家を利用した店舗は増えてきたし、
人気もついてきている
きっと同じような思いがあるんでしょうね。
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錺屋を通じて、京都の町家になにか1つでもできることがあればいいなぁと思います。
まずは町家の良さを実感していただけるようなゲストハウスを目指します!
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錺屋 女将
ゲストハウス錺屋はちゃくちゃくと準備が進んでおります。
そうたー! 愛してるよ!
早く完成させて、泊めてくれ~!
うどん片手にいらしてください ! マスターの豆も扱おうか、と検討中。
(そうた)