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‘京都おすすめスポット’ カテゴリーのアーカイブ

嵯峨野トロッコ列車

2018 年 8 月 24 日 金曜日

 

先日お友達と亀岡までドライブに行って、

嵯峨野トロッコ列車に乗ってきました。

こちらはトロッコ亀岡駅前の保津川。

保津川下りの船が通ります。

いいなぁ、乗りたいなぁ・・・指をくわえながら手を振りました。

 

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ちなみにトロッコ亀岡駅から、保津川下りの船乗り場までは、少し距離があるので、

バス又は馬車に乗る必要があります。

お馬たんの頭をなでなでして、いざ、トロッコへ!

 

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いつも外国人のお客さまに、前売り券を買いにいって欲しいと頼まれることが多く、

予約でいっぱいなのかなって思っていたのですが、案外当日券で乗れました。

紅葉・桜の時期なんかは超人気でしょうけど・・・

 

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JR山陰線と違い、常に保津川沿いに、

時速約25km、自転車くらいの速さで進むトロッコ。

窓も大きく開けられるので、渓谷美と香りを堪能できます。

単線で、小さいトンネルなんかも抜けるもんだから、ちょっと遊園地みたいでした。

 

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紅葉の木もたくさん。そりゃ紅葉は綺麗だろうなぁ。

ライトアップもするみたい。

 

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ちなみに一番人気のリッチ号(オープン車両)乗車券は、

当日、嵯峨野観光鉄道の窓口でのみの販売となります。

窓がないので、天候によっては乗れないからです。

 

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亀岡からの嵯峨方面へ向かう場合、ほぼ全員が「トロッコ嵐山」で降ります。

空いていたらリッチ号乗っていいよと言われたので、

ひと駅だけ乗車させてもらってハシャギました。

運賃はどこで降りても片道620円です。

乗車時間は約30分。

往復して、1時間乗車しましたが、楽しかったですよ。

小学生のころ以来、めっちゃ久しぶりにトロッコに乗ったけど、

変わったことと言えば、外国人が増えたことくらい。

ちょっとレトロな京都が味わえます。

 

嵯峨野トロッコ列車アクセス)

JR京都駅からJR嵯峨嵐山駅までJR嵯峨野線で約15分。

錺屋からは京都バスでも行けます*

 

ゲストハウス錺屋

女将・涼子

 

 

ほいっと還幸祭

2018 年 7 月 25 日 水曜日

 

7月24日、後祭山鉾巡行の後はゆっくり休んで、

夕方より八坂さんのお御輿、還幸祭を楽しみました。

この日の京都市内は、一日中交通規制の嵐。

午後5時頃から順番に、四条御旅所を三基の神輿が出発し、

それぞれ所定のコースで街中をかつぎ周ります。

 

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今年も19時頃に三条会商店街へ見に行きました。

なぜなら三条黒門にある、八坂さんの境外末社「又旅社」にて、

奉饌祭」をとり行うため、

三基すべての、2トンもあるお神輿を担ぎ、高くあげる「差し上げ」が間近に見られます。

 

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人が肩で担ぐお神輿としては、日本一重たいそうで、数百人で代わる代わる担ぎます。

しかも今年はそらこちゃんお手製の、6尺ほどのアルミ竿の先にカメラをつけて、

撮影してくれました。

自撮り棒のようで、ぜったい自撮れない棒。

 

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ゆえになかなか見られない、

ちょっと上からの視点。

 

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こちらは、二条陣屋の前で休憩中の西御座さん。

いつも一番遅くに八坂さんに帰ります。

今回お神輿がどのへんまで来ているのか、Twitterで情報収集していたのですが、

もうちょっとどのお神輿が、何所かをはっきりつぶやいてもらえたら、

ありがたかったなぁ。

(個人が情報を流せる時代、ほんと便利・・・・)

 

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担ぎ手さんの荒々しい熱気や怒号、ふんどし姿を楽しむもまたよし。

意外にアツい、祇園祭のハイライト・還幸祭。

なかなかクセになります。

ぜひ来年こそ見に来て下さいね*

 

京都はこれで今年も疫病が流行らずにすみそう!

 

ゲストハウス錺屋

女将 りょうこ

後祭山鉾巡行と素夢子古茶家

2018 年 7 月 24 日 火曜日

 

7月24日の朝9時半、烏丸御池。

理由は定かではないが、応仁の乱前よりくじ取らずで先頭だったという橋弁慶山を皮切りに、

後祭山鉾巡行スタート!

 

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理由は定かではないが、今年もお寝坊した私は、

正午頃、南観音山のお家の前で待ち伏せしました。

 

どうしてもこの狭い、新町通で見たいんです。

そうすると、一昨年のように朝8時半、集合場所に向かう山鉾たちを、

「いってらっしゃい」するか、

正午に「おかえりなさい」するかの2択になるわけです。

まず八幡山が通過、ちゃんとハトが乗っているいることを確認しました。

 

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続いて北観音山さんが通過。

松の下から2段目の枝に尾長鳥がとまっているので、探してみてください。

それにしても、格好よくて身震いする。

 

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曳き方さんのお腰にささった厄除け粽。

北観音山さんだけは非売品。

巡行中、囃子方さんが投げてくれる貴重な粽を、いつの日かキャッチするのが夢です。

ちゃんと巡行を終えた粽こそ、本物(価値がある)だとも言われています。

 

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暫くすると、南観音山さんが帰っていらっしゃいました。

御神体の楊柳観音(ようりゅうかんのん)様は女性と言われていて、

女性の囃子方さんがいらっしゃるのと、

松の下から2段目の枝に鳩がとまっているのが特徴です。

 

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酷暑の中、本当にお帰りなさい。

最後のお囃子はゆっくりめに。自然と沸く拍手と三本締めに、じわっとくる。

感動も束の間、山の後ろに人だかりができます。

 

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巡行を終えた柳の枝に大きな意義があって、古くから一年間の厄除けになると言われるため、

切って観客に配って貰えるのです。

 

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シパシパと熱視線を送り、

手渡しで頂きました「南観音山の柳の枝」!

立派な柳の枝もあっという間に丸裸に。

 

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解体前にお弁当休憩が入るので、

私もあゆみさんと合流し、

三条烏丸西入ルのコリアンカフェ、素夢子古茶家 (ソムシ・コチャヤ、通称ソムシ)へ。

柳を誇らしげに見せるあゆみさん。

 

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祇園祭中なので、檜扇が生けられていました。

内装がいちいち素敵でニクいんですよね・・・

李朝の家具も可愛いし。

 

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ゆったりして贅沢な空間なので、お茶するのにもおすすめです。

特に和式のお手洗いは、お洒落すぎて、京都でもトップレヴェルにヤヴァイです。

 

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お酢たっぷりの韓国冷麺で体を冷やし、

ちょろっと解体の様子を見てから帰りました。

ちなみに、酷暑を理由に今年の花笠巡行は異例の中止となりました。

一旦帰って休憩して、

夕方からまた還幸祭が始まります。

アツい!

 

ゲストハウス錺屋

女将 涼子

あとのまつり宵山

2018 年 7 月 23 日 月曜日

 

まだまだ続きます、祇園祭

後祭の宵山は、21日・22日・23日。

前祭は屋台や歩行者天国のせいか、若い人が多い印象ですが、

後祭は落ち着いていて、大人のお祭りというかんじ。

みんな後祭のほうが良いねって言います。

今年も山さんきむさんとトリプル女将で来れました*

 

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私の推しはなんといっても、

イケメン北観音山さん。

前祭の宵山の新町通りって窒息しそうに混雑するので、

ゆっくり見られるようになって嬉しいです。

 

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南観音山さんの少女たちが暑い中一生懸命歌いはる、

「ろうそく売り童歌」が可愛いんです。

訛りもあって、何をいうてはるん?と思われるかと。

 

♪厄除けのお守りはー

これよりでますー

ご信心の御方(おんかた)さまはー

受けておかえりなされましょう

ろーそくいっちょう献じられましょう

ろーそくいっちょうどうですかー

 

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各山鉾で歌詞が少しちがうので、よう聞いてみてください。

着物姿のあゆみさんも合流。

しじら織りに、白の博多帯が涼しげで良いですね~。

 

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こちら新築された鉾・大船鉾

後祭では全10基の山鉾が見られます。

 

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こちらは八幡山

八幡山では厄除けの粽の他、鳩鈴・鳩笛など、鳩モチーフの可愛いお品が売っており、

あゆみさんはメロメロです。

 

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鳩笛を毎年買うので、何に使うんですか?って聞くと、

「夜に吹くんですよ。吹くと落ち着くんですよ!」

 

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心に立つ波が穏やかになる効能あり、とのこと。(個人的な感想です)

 

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伏見稲荷の本宮祭にも行ってみたいのに、

どうしてかいつも後祭宵山に来ちゃうんですよねぇ。

 

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夜の山鉾とはもう、お別れ。明日は山鉾巡行です。

 

ゲストハウス錺屋

女将

休む間もなく後祭り

2018 年 7 月 20 日 金曜日

 

京都の七月はまるっと一か月、祇園祭

17日に前祭りの華、山鉾巡行を終えたとおもったら、

休む間もなく、翌18日より後祭りの鉾建てがはじまります。

今日20日は北観音山南観音山大船鉾の曳き初めが15時より行われました。

一般参加型のイベントなので、来年はぜひ*

参考までに船鉾の曳き初めブログ貼っておきます)

曳き初めを終え、人が少なくなってきたころを見計らって、ちょろっと様子を見てきました。

 

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まずは四条新町下る。

150年ぶりに復興し、3年前より巡行参加している、新築の鉾、大船鉾

錺屋から、徒歩10分強の距離です。

 

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そのまま新町通を北へ上がると、南観音山が見えてまいります。

日常の風景に、鉾が建っているのは、なんだかノスタルジック。

 

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さらに北には北観音山

大工方さんたちのお揃いTシャツが、なぜかターコイズブルーで眩しいです。

曳き初めが終わると、提灯をつけたり、

囲いが組まれたり、あれよあれよという間に明日への準備が進んでいきます。

 

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続いて室町通に出ると、鯉山さん。

早くも、提灯に灯りついてますね。

今夜は空いてて最高やろなぁ。

 

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明日の夕刻より宵山(屏風祭も)がはじまります!

土曜日ですし、伏見稲荷大社の宵宮祭も捨てがたいですが、

ぜひ後祭り宵山へお出かけください。

 

ゲストハウス錺屋

女将 涼子

 

お帰り船鉾さん

2018 年 7 月 20 日 金曜日

さて17日は祇園祭の華、山鉾巡行

今年は宵山にはしゃぎすぎてお寝坊したため、

13時すぎに四条新町の交差点へ、帰ってくる山鉾たちを見に行ってきました。

 

まずやってきたのは鶏鉾

間近で見る「辻回し」は迫力満点。

 

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「辻回し」とは。

ささらと呼ばれる竹を車輪の下に敷き、その上に水をまいて、

音頭取りの「ソーレー」「エーンヤーラーヤー」という掛声と扇子による合図にあわせ、

縄で引き車輪をすべらせて、3・4回に分けて90度方向転換するという山鉾巡行最大の見せ場。

 

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こちらは菊水鉾の辻回し。

いつもは2名の音頭取り、辻回しのときは4名になります。

 

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なにせ10トン越えの鉾、緊張感が走ります。

しかも慎重に時間をかけるので、じっくり胴懸などの装飾を見られるし、

写真も前から横から斜めから、たっぷり撮れるのがいいですね!

 

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岩戸山船鉾は、新町通沿いにおうちがあるので、

辻回しせずに、下がってきます。

どちらもくじ取らずなので、いつも最後の帰宅。

(今回見た鶏さんも菊水さんも、くじで順番が決まるので、毎年時間が異なります)

 

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見送って・・・後ろをついていきました。

 

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今年は船鉾さんの曳き初めから拝観

そして無事おうちに帰るとのころまで、見届けました。

 

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最後のお囃子がやむと、ちょっと切ないお別れのとき。

ああ、前祭りが終わった。

・・・また来年ね。

そして猛暑の中の長丁場、本当に本当にお疲れさまでした!

 

ゲストハウス錺屋

女将

船鉾の曳き初め

2018 年 7 月 13 日 金曜日

 

今日はあゆみさんと一緒に、船鉾岩戸山曳き初めを見学しにいってきました!

15時ちょうど、船鉾の初「エンヤラヤー」を見送ります。

ちょっと鳥肌。

 

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目の前で大きな車輪がゴギィゴッギィと鳴きます。

 

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山鉾巡行が仕事でどーしても見れへんっていうかたには、

曳き初めめっちゃお勧め!

曳いてる人の衣装が違うのと、距離が短いだけで巡行に近しい面白さがあります。

 

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船鉾岩戸山も、新町通を四条通まで行って、引き返して、

高辻通まで下がってから、定位置に上がるので、けっこうたっぷりと魅せてくれます。

 

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平日なのに、けっこう人が集まっていてびっくり。

人気の鉾(長刀とか月鉾とか)よりマシだろうと高を括っていた・・・

こちら、引き返す岩戸山(Backバージョン)

 

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やっぱり見てるだけじゃなくて曳きたいよね!

というわけで、高辻通より上がる船鉾さんを曳かせてもらいました。

 

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縄が太い!なんか楽しい!

数百人で曳くので、重いわけではありませんが、

なんやコブシにちからが入ります。

曳き初めに参加したひとには、お礼にと拝観ご招待券をいただきました。

通常700円やのに!めちゃ大盤振る舞い!

 

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曳き初めのあとには、前回のブログで紹介した膳處漢ぽっちりへ。

祇園祭限定しみだれ豚まんも、今日ばかりはすぐ買えます。

ほくほくで並ぶあゆみさん。

 

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すごい速さで蒸されてははけていく。

常に蒸したてあつあつ。

 

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1年間待ちに待った、祇園祭の味に、

この笑顔。

いっこはこの場でほお張って、いっこはお持ち帰り。

 

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船鉾の拝観は、午後七時からだったので、

日が暮れてから、浴衣に着替えてもう一度やってきました。

提灯がつくと、昼間とは違った趣があります。

 

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船鉾さんのおうちのからは、竜宮城にでもいざなわれてしまうのかしらん・・・

という雰囲気。

 

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船鉾の上は意外と狭い。

囃子方さんの座る、細い腰かけに座らせてもらい、解説を聞きます。

 

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結構高くてスリリング。

でも、上から見下ろすのは爽快でした。

 

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上らないと見られない、船首の鷁(げき。中国の想像上の水鳥)の後ろすがた。

 

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山鉾の拝観はできれば13日、せめて14日に。

15日・16日は、歩行者天国に夜店が出て、華やかで楽しいですが、

とにかく並ぶお覚悟を。

曳いたり乗ったり、今日は船鉾さんと親密になった1日でした。

のぼったことのある鉾はやっぱりちょっと意識しちゃう。

 

 

ゲストハウス錺屋

女将・涼子

膳處漢、洋館探訪と鉾建て

2018 年 7 月 10 日 火曜日

 

長く降り続いた雨がやんだと思ったら、はや梅雨明け。

一転して厳しい暑さがやってきました。

極端やなぁ・・・

そんな晴天の中、ついに始まりました、祇園祭鉾建て

見逃してはなりません!

初日さっそくあゆみさんと、鉾スポット四条烏丸へ向かいました。

早いところでは7時台から始まる鉾建て、ちょうど12時すぎだったので、

作業方さんたちは皆お弁当休憩してました。

 

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我々もまずは休憩しますか!

しみだれ豚まん(祇園祭限定)の下見という名目で、膳處漢ぽっちりへ。

 

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ほほう、 しみだれ豚まんは7月13日11時より店頭販売開始とのこと。

心得た。

 

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お庭に面した奥の間(純和室)も町家らしくて大変よいのですが、

今日は洋館造りの表の間に通していただきました。

さすが元呉服屋さんの商家、立派ですわ。

家具もクラシックな中華風で、また可愛いんですよね。

 

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*今日は麻婆豆腐のセットをいただきました!

京風な北京料理屋さんで、夜はコース5,000円~ですが、

ランチは麺1,000円~、セット1,200円~とお手頃ながら、

これほどまでに、優雅なひとときを味わえます。

 

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平日だったので、1時を過ぎると1組、1組と退席され、

二人きりになるという好機に恵まれたので、

こんな引きの写真も撮らせていただきました*

 

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ロマンティックが過ぎるわ*

予約もできるのですが、席はえらべないそうです。

しかし奥の間に通されても大アタリなので、ご心配なく!

 

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さあて、おなかぽんぽんですが本題へ。

 

まずは菊水鉾

ベテランさん指導のもと、真木に縄を巻く作業をされていました。

 

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こちらは月鉾

お揃いの月ハッピがチャームポイント。

 

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釘は使わず、組んで、縄だけで固定していく「縄がらみ」。

 

美しい。

 

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函谷鉾と、長刀鉾も、進み具合は同じくらい。

徒歩5分圏内ですので、ぜひぐるりと見まわってください。

 

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こちらは鶏鉾

お揃いの鶏Tシャツと鶏鉾はちまきがチャームポイント。

 

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こちらは鶏鉾の真木。

長いですねぇ、立つのが楽しみ!

 

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明日は放下鉾船鉾岩戸山が建ちだします。

またこれに伴い交通規制が始まります。

特に室町通り・新町通り(山鉾町のみ)は車両通行止めになりますので、ご注意ください。

 

鉾建て日程表はこちら*

祇園祭中、7月14日~17日が観光客数のピークとなりますが、

それまではお部屋に空きございますので、

ぜひ鉾立て・曳き初めを体験しにいらしてください*

*錺屋から山鉾町(四条烏丸)へは徒歩15分(地下鉄でひと駅)
*錺屋から膳處漢へは徒歩20分

 

 

ゲストハウス錺屋

女将・涼子

音吹畑でカモミール摘み

2018 年 6 月 8 日 金曜日

 

毎年春に大原女まつりに参加したようすを錺屋ブログにてご報告している、

京の里山・大原

梅雨入り直前の、良く晴れた日、

あゆみさんと一緒に、大原で有名な、有機野菜を栽培している農家

音吹畑】さんの、

摘みきれないほど咲きに咲いた、カモミール摘みをお手伝いしてきました**

 

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一面に広がる真っ白なカモミールと、色とりどりの矢車菊。

ふわりと、やさしい香り。

この世のものとは思えない風景。

 

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摘んでも摘んでも真っ白なままのカモミールと、

うしろには真っ青な空と。

ほんとうに天国を垣間見た気分。

 

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カモミールティー大好きなんですけど、

収穫するなんて初体験!

こうして指に挟んですくうように、若いお花だけを丁寧に摘んでいきます。

 

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集中しちゃって、あっという間に時間が過ぎるんだけど、

思うようにたくさん摘めない。

しかも乾燥させると、さらに少なくなっちゃう。

贅沢なお茶なんだなぁとしみじみ。

 

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春とは思えない日差しも、なかなか厳しくて。

あゆみさんの日除けは、昨年一緒に行った千葉・佐原のぼっち傘。

もんぺも良う似合てキマッています!

 

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休憩は日除けの下で、

摘みたてカモミールを浮かべただけの「カモミール水」。

やかんのままなのにお洒落ですわ、音吹さん。

 

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お土産に矢車菊の花束もいただきました。

矢車菊は乾燥させても、この鮮やかな青が残るので、

紅茶に入っているの見たことがあるかもしれません。

音吹畑さんでも、やっぱりお茶にするそうです。

 

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カモミールの花束もいただきました*

自家製ティーに挑戦してみたい!

この日は他にもお手伝いさんが集まって、午前中8人がかりで摘んだけども、

変化を感じられないくらい、まさに摘みきれないカモミール畑でした。

 

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ほんのひとときでしたが、畑とのふれあいで、

心が豊かになりました。(半分天国でしたし)

この土で、可愛がられて育った野菜は、それはもう美味しいに決まっています。

大原といえば、の赤紫蘇畑もありました。

音吹畑さんのお野菜は、里の駅大原だけでなく、

やおやワンドロップさん等、京都市内でも買えるので、

食べたことある!という方も多いはず。 →お野菜の買いたい方はこちら

 

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昨日摘んで、乾燥機にかけたばかりのカモミールティーもお土産にいただきました。

外国産のティーバッグのものとは、香りが雲泥の差!

音吹畑さん、ご馳走様でした。

またお手伝いさせてくださいね*

 

大原までのアクセスについて*

錺屋より京都バス17番大原方面行き1本で行けます。

所要約50分、550円。

今は紫陽花が見ごろの三千院、えらいおすすめですえ。

 

ゲストハウス錺屋

女将 りょうこ

大原女まつり2018

2018 年 4 月 30 日 月曜日

 

春の大原女まつり時代行列、

今年もわたくし女将&あゆみさんで参加してまいりました。

3度目なので、渋い江戸時代の衣装を選ばせていただきました。

 

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恒例となりつつある時代行列前のお楽しみ、大原女ピクニック。

折りたたみちゃぶ台が大活躍。

 

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あゆみさんお手製の、竹皮弁当。

おにぎりとうるめ、だしまき、わさび漬けと草団子でございました。

 

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あゆみさん、似合いすぎぃ!昔の写真みたい。

1枚撮っていいかい?昨年も来てたねぇと、

カメラ小僧おじさんたちに声をかけられながら、おにぎりをほおばりました。

 

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50名程度の大原女が時代ごとに整列して13時、時代行列スタート!

まずは寂光院でお参りしてから、

里山をのんびり、畑の脇や、大原女の小径を歩きます。

 

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こちらから見ると、ネギ畑にカメラ小僧おじさんたちが並んでて、

むしろ写真に撮りたくなる。

 

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こう見えて、案外重たい薪の束。

おやつ休憩ははさむものの、暑さもあって2kmの道のり。

大人でもちょっとフーってなります。子供たちはたいへんだ。

ちなみに大原女とは、大原でとれた柴や薪、

野菜などを頭にのせて京の町まで売りに歩いた行商の女性のことで、

実際には往復20数kmもの山道を、30~40kgも頭に乗せて運んだそうです。

昔の人健脚だわぁ。

 

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そして新緑の三千院もお参り!

記念品をいただきます。

 

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ゴールは勝林院

みんなで記念撮影をして解散です。

 

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あらおねえさま、御髪が・・・

 

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江戸時代の衣装は藍の型染めで、なかなか着られない貴重なものなので、

脱ぐのを惜しんで撮影大会ました。

 

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大原女まつりは5月13日迄開催中!

期間中は通常2,500円の大原女着付け体験がなんと1,000円。

衣装は本物で、めちゃめちゃ良いものなので、ぜひ着付けして貰ってください*

下着から手編みのわらじに至るまで全身借りられますので、手ぶらでOK。

大原までのアクセスについて*

錺屋より京都バス17番大原方面行き1本で行けます。所要約50分、550円。

新緑の大原、お勧めですえ!

 

ゲストハウス錺屋

女将 りょうこ

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