とうとうお正月に向け、餅つきの日がやってまいりました。
今年は月屋のスタッフもお手伝いにきてくれたので、
総勢6名、「ドキッ 女だらけの餅つき大会」となりました。
女が6人となれば、試食がすすむに違いないと、
いつもより一升多く、四升の餅米を用意。
大掃除したて、清めたての台所で、
餅つきスタート!
まずはお雑煮用の小丸餅。
あっついお餅を手早くちぎり取り、餅とり粉の上で丸めていきます。
みんなもう手慣れてる!
ちいさくて可愛い*
120個くらい出来ました。
餅つき機でつけるのが、一升ずつなので、
蒸し時間30分、つき時間10分の間に、
次の準備をしたり、お茶を飲んだり。
小丸餅を終えたら、餅花づくり。
餅花とは、葉っぱを取った餅花専用の柳の枝に、
紅白のお餅を交互につけ、花にみたてたお飾り。
柳は年末になればお花屋さんで売っています。
完成品も売っていますが、値がはりますし、
作り手さんも高齢化しており、生産量が減っているそうです。
最近は本物のお餅じゃない餅花のほうが主流ですしね・・・
お餅のほうが断然可愛いのになぁ。
今年はお手伝いさんがいっぱいいるし、
調子に乗って特大にしてしまいました。
なかなか終わらない(笑)
つばさ・あゆみ・さとみの赤組と、
しょう・しょうこ・おかみの白組に別れて、
競い合ったり、本家の嫁と姑ごっこをしたりしながらお餅をつけていきました。
昔は家族でこういう作業したのかなぁ。
食紅入れすぎて、紅餅が赤過ぎた(いつもはピンク色)けど、案外可愛ええ*
これだけ大きいと豪華やわ。
あとは2軒分のお鏡さんを最後の一升で、
手早く作ります。
お待ちかねの試食!
つきたてのお餅に、お砂糖、きなこ、小豆、なっとう、きむち、大根おろし。
なんでこんなに美味しいんでしょ。
毎年恒例の季節の行事があるっていいね、大切だねと話しながら。
こうして集まってくれるスタッフのみんながいてくれて、
本当にありがたいなぁと思いました。
年末年始って、本来は家族と「家」で過ごすものですからね。
錺屋で大掃除をし、餅つきをし、お節をつつく・・・
これを一緒にして貰えるのは特別なことです。
今年も餅つき楽しかったなぁ。
ただ今乾燥中の、お鏡さんの仕上がりもお楽しみに!
女将 涼子