「台風後の京都のリアルな観光情報を発信しよう!」
と始まった、女将たちによる共同連載ブログ「女将たちがいく」シリーズ。
第四回、女将たちがいく ~関空までの道のり(京都⇔関空)はこちら
第六回、わたくし錺屋女将がお伝えしますのは、
銀閣寺、おまけの西本願寺編!
まずは銀閣寺こと、東山慈照寺。
地図で見ると遠く感じますが、錺屋(京都駅も同様)より市バス5番系統1本で行けます。
被害が少なかったのか、すでに復旧済みなのか、
すっかり美しく、渋く、いつもの落ち着きがございました。
波紋を模して、白砂を段形に盛り上げた銀沙灘と、
富士山型の向月台。
奥には銀閣。
月の光を計算して作庭されているそうですが、夜はきっと格別でしょうね。
こんな場所で中秋の名月にお月見できたらもう最高。
ライトアップのない夜間拝観はないものか。
山道をぐるっとのぼると、
銀閣を見降ろせます。
その向こうには京都市内(北のほう)一望。
このあたり、街中とは明らかに空気も異なります。
住所:京都府京都市左京区銀閣寺町2
バス:京都市営バス「銀閣寺前」、「銀閣寺道」
拝観料:500円
拝観時間:8時30分~17時(12月~2月は9時~16時30分)
せっかくなので、哲学の道を下って、法然院にも寄ってみました。
境内は大木が倒れたままで、参拝は可能ですが、まだ立ち入り禁止エリアもございました。
はやく元通りになりますよう、祈っております。
彼岸花が一輪。
そういえばお彼岸ですね。
おまけで・・・錺屋より徒歩10分のお散歩コース、
お西さんこと、西本願寺の現状もお伝えします!
阿弥陀堂門の檜皮葺がちょっと破損してますね。
あとは名物の大銀杏たち、ちょっと元気ない・・・
普通に本堂や御影堂を参拝する分には問題ないのですが、
通常非公開部分に甚大な被害があったようです。
詳細写真付きで公式HPに掲載されていました→こちら
(胸が痛みますので、見ないほうがいいかも・・・)
今年の6月より修復の始まった唐門の様子を見に、
龍谷大学側の入口へ。
ここがまた、とってもレトロな西洋建築が建ち並んでいて、うっとりするのです。
(関係者以外の立ち入りはご遠慮くださいね)
このあたり、散歩するだけでもきもちいいですよ。
そしてこちらが国宝・唐門。
同じく修復中の飛雲閣は被害がなかったようで、安心しました。
台風は本当、文化財にも容赦なくてこわすぎる・・・。
関空も予定より早く復旧し(私のおさるさんが叶えてくれたんやろか)
この三連休は沢山の観光客の方々にお越しいただいて、
ようやくいつもの京都が戻ってきたように感じました。
それでも、まだ例年より少なめやけど・・・
さて波乱の9月も残すところあと1週間。
空室ございますので、ぜひ京都へいらしてください*
ゲストハウス錺屋
女将 涼子