kyoto guest house kazariya

味噌仕込み

世の中は騒がしいですが、宿の中は静かなもの。
いつも通り、いやいつも以上に錺屋での日常を楽しみたい、ということで、
あゆみさんがキッチンでお味噌を仕込みました。

 計量するあゆみさん

心配そうに見守るヒヤシンス太郎。
※ 太郎はあゆみさんのペット

開花したヒヤシンスの寿命は一週間だそう。太郎との1日はとてもだいじ。

塩に麹をまぜまぜ。

煮大豆は2つに分けて、大きなフリーザーバックに入れて。
私も一緒に前足でふみふみして潰しました。
大豆の粒がなくなるくらい、丁寧にふみふみします。
そして麹と塩と大豆を混ぜていきます。味噌ぽくなってきました。

麹と塩と、大豆をねりねり
お団子をいっぱいつくります

耳たぶくらいの硬さにねったら、ドラゴンボールを沢山つくって、煮沸と塩で清めた保存容器にむかって全力投球します。

空気を抜くためにお団子にするのかな・・・

きれいにならして、酒粕で蓋をすると愛おしいほど真っ白に。

酒粕は伏見の酒蔵のもの

重しの石をのせて、だいじに蓋をして、錺屋の冷暗処へ。

階段下にある秘密の冷暗処、夏でもひんやり

冷暗処の床下には、タイル張りのとても素敵な保管庫があります。
まさにお味噌のためのお部屋ですね。
味噌開きは秋頃。楽しみやなぁ。

富山産の生蛍烏賊、生わかめもかかせない

味噌仕込みの後、あゆみさんが蛍イカをご馳走してくれました。
蛍イカのしゃぶしゃぶは、昨年惜しまれつつ閉店した居酒屋「よしみ」の味。
今年はもう食べられないのかと嘆いていたところ、
まさかここでいただけるなんて!

今年も鍋おさめかな

〆はもちろん雑炊。
今年もごちそうで、春を感じることができました。

 

錺屋女将 涼子


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