明けましておめでとうございます。
京都は人も車も少なく、静かで多少空気がぴしっとしております。
新しい朝がやってまいりました。
錺屋でお正月を迎えられたお客さまに、
「あけましておめでとうございます」と、
ひとりひとりご挨拶。
いつもの元旦だなぁ。
ちょうど山茶花が満開で、
新年の歓びを表しているかのよう。
今年のお正月飾りは、
千両、鏡餅、餅花、しめ縄と根引き松の定番。
餅花さんは、下駄箱に靴を入れるのを邪魔するほど長い!
そしてお鏡さん、
上下の大きさに変化少なく、ちょっとずんぐりしちゃいました。
女だけでつくったわりには、良い出来栄えです*
旧年中は錺屋をお選び頂き、誠に有り難うございました。
開業ブームなんて言われるくらい、
京都のゲストハウスの件数が格段に増えた一年でした。
その中で選んで頂けること自体が、
とても貴重なのだと、痛感いたしました。
ここで接することは、決して業務なんてものではなく、
そんなお客さまとの奇跡的でかけがえのない瞬間だということを、
元旦の今日、しっかり胸に据えておきたいと思います。
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女将業としては月屋とのバランスも定まらず、
まだまだ至らぬ点ばかりでございますので、
ご指導・ご鞭撻頂けますと幸いです。
本年もお客さまの「京都」であることを目標に、
心新たにスタッフ一同精進してまいりますので、
何卒よろしくお願い申し上げます。
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錺屋 女将
上坂 涼子