春の大原女まつり時代行列、
今年もわたくし女将&あゆみさんで参加してまいりました。
4度目の今回、他に希望者がいらっしゃらなかったので、
室町時代の装束を担当させていただきました。
恒例となりつつある時代行列前のお楽しみ、大原女ピクニック。
今年の折りたたみちゃぶ台は丸型。いったいあゆみさんは何個ちゃぶ台を持っているのか。
あゆみさんお手製の、竹皮弁当。
蛸とセリのおにぎり、うるめ、へしこ、おつけもの、
そして昨年大原の紫蘇でつくった昔ながらの梅干し!
おやつは草団子でございました。
新緑の空気といっしょに食べると、本当に美味しいんですよ*
出発前に時間があったので、ちょっと遊びました。
「飛びだしくんと室町時代の大原女」
ちなみに大原女とはなんぞやと申しますと、
大原でとれた柴や薪、農作物などを頭にのせて京都の町まで売り歩いた行商の女性のことで、
鎌倉時代から昭和初期まで、約800年も続いてきた大原独自の風習。
50名程度の大原女が時代ごとに整列して13時、時代行列スタート!
まずは寂光院をお参りし、
ありがたいお話を聞きます。
百年先、千年先にも、この大原女の装束を伝えていきましょうとおっしゃっておりました。
その後は大原らしい里山をのんびり、畑の脇や、大原女の小径を歩きます。
途中テレビのインタビューを受けましたが、突然のことにあたまが回らず、
2人で3回も暑いと言いました。(放送されてなきゃいいけど・・・笑)
先ほどの言葉を借りて、百年先、千年先にも、
この大原女の装束を伝えていけるようお手伝いしたい・・・
みたいな気の利いたこと言えたら良かった。
実際、私達のようなよそもんでもウェルカムに、こうして町の行事に参加させていただけること、
とてもいい機会なのに、参加者は年々減っているように感じるし、
露出も少ないし、とっても勿体ない。
もっと盛り上げたいと勝手に思っていることも、メディアを通して伝えるチャンスやったのに。
キメるとこキメれる人間になりたい!
今年は10連休を避けて、GW明けの開催だったのもあり、
雲ひとつなく、ほんまに暑かったんです。
おやつ休憩ははさむものの、2kmの道のりはなかなかハード。
子供たちはだんだん不機嫌になっていきます。
20数kmは行商してたという実際の大原女はどないな脚なんや・・・
そして三千院もお参り。
記念品をいただいて、ゴールの勝林院へ。
みんなで記念撮影をして解散です。
私的ベストショットはこれかなぁ♡
青もみじと、大原女さん。
今年もやる、
「あらおねえさま、御髪が・・・」
装束を脱いだ後、ご褒美に食べる赤紫蘇ソフトクリームが、超絶沁みるんです。
大原女まつり、今年はなんと2ヶ月間開催らしく、6月14日迄開催中!
期間中は通常2,500円の大原女着付け体験が1,500円。
小物ひとつひとつ手づくりで、良いものなので、ぜひ着付けして貰ってください*
仕事着なので子供からおばあちゃんまで、年齢に関係なく楽しめます。
下着から手編みのわらじに至るまで全身借りられますので、手ぶらでOK。
*大原までのアクセスについて*
錺屋より京都バス17番大原方面行き1本で行けます。所要約50分。
新緑の大原、お勧めですえ!
ゲストハウス錺屋
女将 りょうこ