結髪師聖子さんとの髪結いあそび、今月はカメラ女子さんとモデルさんにも参加していただきました*
舞台設定は明治後期~大正あたり、あゆみさんは宿の女将さん役で京風の両輪。
モデルさんは関東方面からの旅人役で、江戸風の銀杏返しです。
まずは月屋で撮影。
「ようこそお越しくださいました」
「どこから来はったんですか?」
「横浜から」
なんて言いながら。
カメラ担当Moekoさん。貴女を撮りたいほど可愛らしいわ。
そしてモデルのAYAさんは、元ミス着物。流石です。
まるで浮世絵から出てきたみたい。
今回は京風と江戸風の対比をお楽しみいただけるような設定でして・・・
横から見ると、こんなにつと(襟足)をだしてあるんです。
(銀杏返しといえば、一番はじめにあゆみさんが結うてもろた髪型。こちら*で京風と比較してみてください。)
一方のあゆみさんは、京風なので丸くまるうく。
襟足はすっきり。
両輪はとくに京都で、落ち着いた妙齢の女性が結われた髪型とのこと。
聖子さんの結う日本髪は、ほんまに360度どこからみても美しい。
雨が降りそうだったので、今回ロケはなし。
錺屋と月屋でめいっぱい撮りました。
2人を撮るMoekoさんをパシャリ。
Moekoさんの写真をみるのがとっても楽しみ*
さて撮影も終わった夕刻、聖子さんが突然「女将さんも何か結います?!」
と言いだしました。
本気で冗談を言うんだから(笑)
というわけで私も地毛結い初体験、京風の割り鹿の子!
想像以上に柔らかく、軽くて、驚きました。
夏の装い、飾り類も涼しげなものになっています。
和蠟燭点して。
雨と紫陽花と鬢付け油の香り・・・とってもロマンティックな夜になりました。
着物を着て、日本髪を結うと、こんなに気分が高揚するということを、
みなさまにもぜひ体験していただきたいです。
ぜひお問い合わせくださいませね*
ほんの数時間で魔法を解いてしまうなんて・・・贅沢すぎる。
勿体ないのでこの恰好のまま、三人で北山のサイゼリアにいきました。
昼ごはんも食べていなかったので、
ペンネアラビアータがアンビリーバブルに美味しかったです。
今月も楽しみ尽くしました。
錺屋女将 涼子
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