錺屋には本棚があります。
皆様からのありがたい寄贈によって、(忘れものだったりして!)
ずいぶん京都のガイドブックが充実してまいりました。
最新のものも多いので、持ってきていただかなくてもいいくらい!
もちろん、観光にお出かけの際もお貸しします。
先日、こんな寄贈の物語がありました。
リピーターさんで、お客様でもある、お友達が地元倉敷の451BOOKSという可愛い本屋さんで、
うっかり出会ってしまった本、
「ピエールとジャンヌの パパ!お話して!」
作:ルイス・トロンダイム 画:ジョゼ・パロンド 訳:猪俣紀子
**********************************************
お父さんが毎晩寝る前に、子どもにお話をするという設定で7話収録されています。
兄妹のピエールとジャンヌはそれぞれモンスターとお姫様のお話をせがみますが、
早くテレビでサッカー観戦をしたいお父さんは、いつも思いつきでいい加減なお話を作ります。
途中でつじつまが合わなくなっては子どもたちから厳しい追求を受けるお父さん。
それでもお父さんのお話は毎晩続くのです。
日本ではお目にかからない珍しいコマ割りとシンプルな線で描かれた、
不思議なかわいいキャラクターたちが登場します。
この本のかわいいファンタジックな部分とクールな現実感をもった部分の偏り過ぎない絶妙な加減は、
かわいさを愛する大人の方にもお勧めです。
***********************************************
訳者の方も、フランスでうっかりこの本に出会ってしまい、
日本で出版したくて出版社まで立ち上げたそう。
くらしき絵本館 http://www.kurashiki-ehonkan.com/book.html
その話と本の内容に心を打たれたお友達は、行動を起こします。
出版社に感想をメールし、訪ね、ご飯をごちそうになったとか!
読者の感動がなによりのやりがいとのこと。
突然のメッセージはきっと嬉しかったでしょうね。
本との出会いにはじまった2人による2つの行動、さらにお友達は錺屋に寄贈という3つ目の行動を起こします。
みなさまも、錺屋で読んで(出会って)いただき、
気が向いたら出版社にメールなりお手紙なり、行動を起こしてください。
ご飯はでませんが(笑)、きっとなにか良いようになります。
今回この寄贈で、ためらいがちな行動を、サクサク起こす方たちが何ともすばらしく、
ぜひ見習いたいと思いました。
物語の主役の方々、本当にありがとうございました。
「ピエールとジャンヌの パパ!お話して!」
とてもおもしろいのでお勧めです!
女将
ありがとう~~~♪
素敵なご紹介を、本当にありがとう。
なんだか、うれしい。
部屋で一緒に読みながら、くすくす笑っていた女将がめっちゃかわいかったことを思い出しました。
お弁当ごちそうしていただいただけでなく、その後お店にまできていただきました。
いろいろうれしいことがたくさんです。
みのりちゃんの友達は楽しくすごしてったかなぁ。。。
私もまた遊びにいきます。よろしくね☆
京都はさむいですか?
どうか皆さん、元気ですごしてください。
りょうこさん
コメントありがとうございます!
ブログで紹介するのは、りょうこさんと本と、エピソードが素敵だったためですが、
読んでいただいた方にすこしでも広まれば!(なにかいいことが起これば!)
と思って書きました。
みのりさんのお友達はかなりお寝坊さんでしたが、
それは深夜まで自転車で京都生活を楽しんでいただいたということではないかと、
勝手に思っております(笑)
寒くなってきましたね。
どうぞお体に気をつけて、元気でまたお会いしましょう!
女将さん、はじめまして。
りょうこさん、すこしご無沙汰してます。
くらしき絵本館のいのまたです。
今回は寄贈なんてしていただいたり、
ブログでこんなに素敵に紹介していただいたり、
本当にありがとうございます!!
お気持ちが貴くて感激です。
またおふたかたのもとに遊びに伺えたらと思っていますので、
どうぞよろしくです!
(すみません、ブログで勝手に紹介させていただきました。
http://ehonkan.exblog.jp/)
お会いできるのを楽しみにしております★
くらしき絵本館さま
いのまた様、はじめまして。
メッセージをありがとうございます!
早速ブログを拝見させていただきました。
ご紹介いただいて、とても嬉しいです。
こちらこそ連絡もせず勝手にブログに載せてしまい・・・。
これも何かのご縁ですので、また京都にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
私もぜひお会いしたいです!