今年のお正月準備は、
あゆみぃばあちゃんの縄ないよりはじまりました。
亀岡の村のお婆さま達に縄ないを習ってきたそうで、お庭で注連飾りを作ってくれました。
気合い十分、来るならこいやぁお正月!
お次は恒例おんなだらけの餅つき大会。
今年も四升、錺屋と月屋のお鏡さんと、お雑煮用の丸餅、そして餅花を一気に作ります。
お鏡さんも上手にできました。
白くてまんまる、つやつやで可愛ええなぁ。
お雑煮用の丸餅もいっぱい、みんなでまるめていきます。
不思議とお餅に触れると、癒されるし、にこにこしちゃう。
日本人のDNAに刻み込まれているのか?
これはもはや、餅セラピーなんじゃないか?
ぷくーーーー
そんなことをお話しながら、つきたてをちゃっかり味見。
そして山場は餅花づくり。
今年の柳は、錺屋さんどうしちゃったの?っていうくらい豪華超特大!
紅白のお餅をお花に見立て、交互につけていきます。
手間はかかるけど、手作りの愛おしさったらありません。
スタッフのみんなで手を動かしながらお喋りする時間。
大掃除からの餅花づくりは、年末がやってきたことを、やっと実感する瞬間でもあります。
餅花づくりっていつからやってるんやろう?と、写真を調べてみたら、始めて作ったのは2013年でした。
今年で6回目。やはり年々上手になる!
餅花は、錺屋の内と外、月屋の内と外の4カ所に飾りました。
こちらは、あゆみさんのなった注連飾りに、ヒカゲノカズラをつけたお目出度いもの。
掛け蓬莱とも呼びます。
お正月用のお花に替え、お節を仕込み終えたら、ようやっと歳を越せます。
うん、よう頑張った!
師走という言葉通りの、慌ただしいひと月が終わろうとしております。
そんな中でも、お正月の準備は気持ちが引き締まって、なんだか好きなんですよね。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
錺屋女将 涼子