今年の京都の桜は一気に咲きましたね、
いつのまにかもうこんなに!
・・・お昼休み中に座卓を持ってお宿をぬけだして、
場所はいつもの、塩小路橋西詰めの鴨川沿いの桜並木。
(京都駅から東へ徒歩10分)
お弁当は、京都駅の隣にある明治創業の萩乃家さん。
前日までに予約しなければ買えません。
こちらのお弁当屋さんはプラでなく、昔ながらの経木折箱が使われています。
それだけでも嬉しいですよね。
おべべは大事。
その中でも見た目の可愛い、竹籠弁当にしました。
天然竹籠に一枚紙がひかれ、
仕切りもないのに、きれいに盛られています。
シブいことに蓋も経木一枚。
不織布の風呂敷でつつまれているだけ。
ごみは紙一枚。
見上げると桜の天井。
なんて素敵なお昼ごはん!
あゆみさん、よう似合う綺麗なおべべね。
そしてお菓子は仙太郎さんの桜餅のお花見団子。
分厚く立派な桜の葉の塩漬けを上下2枚使こてます!贅沢だ。
桜の下で、桜の塩漬けをいただくなんて。贅沢だ。
ちらちら舞いおちた花びらが、湯呑のお茶に浮かぶ姿を見て、
じわっとしました。
もう桜散ってまうのん?
あと何回桜見れるのん?
桜も、みんなも、
このままずっとこのままならなぁ・・・と思うけど、
桜は別れと出会いを象徴するような花。
満開には次の瞬間が控えている。
儚いこのひと時の幸せを噛みしめました。
皆さまも、皆さまにとっての貴重なひと時を、
存分に味わってくださいね。
桜は待ってくれませんよ。
女将・涼子
[…] 先日錺屋花見をしたばかりの塩小路橋よりスタート! […]